ぱらぱら炒飯

亀梨和也のファンで幸せ!

社内ニート予備軍の私がランサーズで学んだこと

 

半月ほど前、ランチ代くらい稼いでみよう、と思いランサーズを始めました。
先日 初めて受注した案件がクローズしたので、嬉しかった記念( ? )に 気付いたことや良かったことを書きました。

決してランサーズの勧誘ではないです。

 

 

登録した理由ときっかけ

私の本職はハイフン( KAT-TUNのファン )です。先日の東京ドームのジャニーさんのお別れ会も行ってきました!
かれこれハイフンになって14~5年経ちますが、それだけでは生きていけないので 現在は総務の仕事をしています。

今年の初夏まで、西の地域で広報系の仕事をしていましたが、転職する彼氏と一緒に東京に移ることになり、退社・引越しをして 8月から今の仕事に転職しました。

 

新しい職場は、人に恵まれています。( もうすぐ半分の人が辞めるけど )

業務内容は、割と暇でした。

毎日やることはあるけど、8時間ある就業時間の半分程度で片付けられる量。私の前任者は時短勤務だったので、丁度よかったんだと思います。
私はお金がほしいのでフルで働いていますが、このままでは社内ニートになると確信しました。

普段は暇なのが丁度いい私ですが、職場で暇すぎると病んでしまいました。
「 社会の役に立っていない自分 」感が、自己嫌悪や焦燥感を生み、病んでくるのです。

そして、労働時間が減ったのに今まで激務だった西の仕事よりもお給料は多い。
西日本より首都圏の方が収入が高いのは、よくあることかもしれません。
今より低いお給料で今より忙しく働いていた私には、納得感のないけど、それこそが現状に留まる理由にもなり得ました。

考えているうちに、今後の人生や幸せのために選んだ自分の選択が間違ったのかも?と思い始めました。
自分に社会において労働で自己実現欲求を満たしたい欲があったんだと初めて知ったけど、気付くのが遅すぎました(^-^)

すぐに辞めて転職することも考えたけど、仕事が暇という以外に何の不満もない職場。
今後妊娠・出産・育児を考えている身としてはちょうどいい環境であることは確かなので、転職せずに留まる、別の解決方法を探すことにしたのがきっかけです。

 

ランサーズに登録してみた

前置きが長くなりましたが、このままではいけなかった私が選んだのがランサーズです。
彼氏に何気なく相談したところ、紹介してくれました。

ランサーズは、空いている時間にアンケート回答などの簡単なタスクから大きなプロジェクトの参画まで幅広く仕事を受けられる外注サービスです。
PCやスマホさえあれば簡単に登録できます。
空いた時間を有効活用できるうえに収入まで頂けるなんて、有難い限りです。(※)

 

せっかく登録するなら…と、自分の経歴や実績を登録して、本人確認や秘密保持契約もWeb上で簡単に済ませました。

ユーザーネームが本名の人も大勢いるようですが、私は少し珍しい氏名なので 本名では登録しませんでした。一応、対応時には本名を伝える旨を補足で書いてます。 

 

登録後、就業中にまとまって空いた時間には簡単なタスクを受けるようになりました。アンケートの入力や検索結果の調査などです。
簡単な案件なら依頼人との直接的なやり取りは無く、クリック一つで手軽に取り組めます。

 

そして始めてから1週間経つころ、 「 せっかくなら新しいことをやってみたい… 」と思うようになりました。

ランサーズには、依頼人に対してこちらから「 私はこんなことができます 」といったような提案をして、採用された人がその案件を受けることができる仕事もあります。
そうやって受注した案件は 自分のアカウントに成果として残り、評価もつきます。
信頼を得られる評価・実績を残せば、次の案件にも繋がりやすくなる仕組みです。ヤフオクやメルカリも同じ仕組みだと思います。( タスク業務をこなしても、アカウントの成績や評価はつきません )

 

この場合は依頼人と直接メッセージのやり取りが必要だし、報酬額が大きくなることもあって怖気づいていましたが、ランサーズを続けていくなら小さな仕事ばかりやっていても成長しないと思った私は、とあるライティングの仕事に提案する決心をしました。

(※)副業として始める際は、自身が勤める会社が副業OKなのかとか確認した方が良いと思います!!!!( 収入が一定額超えると源泉徴収などにひっかかるので )

 

はじめての提案

タスクばかりこなしていた自分のアカウントの評価は最初は0なので、最初はすごく勇気がいりました。

そんな時、案件名に「 初心者OK 」的な文字が入っている仕事を見つけて、思い切って提案ボタンを押しました。

提案の際は、文字数に制限はありません。
フォーマットなどに指定もなかったので、フリーのテキストボックスに提案内容を入力していきました。

そして、評価0のアカウントからの提案はきっと恐怖だろうと思った私は「 転職して時間に余裕生まれたのでランサーに登録した 」という文章を加えました。( これで解消するかはわからないけど )

また、提案の場合は報酬額をこちらから「 見積り 」として提示することができます。
提案する際に初めて知ったのですが、この見積に加えて手数料が発生するので、依頼人は、私が受け取る額よりも多くを支払う必要があります。
私は「 今は経験を積みたいから 」という理由で、募集時に提示されていた報酬額より低い額を見積もりとして提示しました。あまり低すぎると逆に不安を煽ると思うので 加減が難しいと感じますが、初心者に頼むメリットの一つになるかな、と思ったので…。

他にも色々と書きましたが、常識的なことしかしてないので割愛します。

私が提案を送った時点で 既に他からも何件か提案が挙がっていたので尻込みしましたが、採用されるのは一人とは限らないものもあると思って 強い気持ちで応募。

 

はじめての受注 

数日のうちに、依頼人から直接メッセージが送られてきました。依頼内容の詳細でした。
すごく丁寧な方だったので、初見でビビっていた私も落ち着いて対応することが出来ました。( 初心者と書いたからか、ネクストアクションを順番に指示してくれました…ありがとうございました… )

依頼内容の詳細を聞き、先方の要望と私のステータスが一致していたからか、メッセージ上で正式なオファーを頂き、私も初めて受注案件を持つことが出来ました。
初めての提案で通ると思っていなかったので、すごく嬉しかったです。

 

作成、納品 

仕事内容は、当たり前ですが書きません。

当初、期日を約1ヵ月先に提示いただきましたが 受注してから1週間後に初稿を提出しました。
修正があればご教示くださいと伝えたところ、有難いことに一発OKを頂き、初納品となった次第です。

記事を作成している間、求められているものに本当に合ってるのかな?と何度も心配になりました。( 創作してるとこれほんとに需要ある!?って自問自答に陥るやつ )

でも何時間・何日もかければ絶対正解が生まれるわけではないので、時間内に目一杯考えて作ったものを提出しました。

提出後の返信メールを開くの、本当に緊張しました。
でも、相手から「 ありがとうございます!素晴らしいです! 」みたいな連絡をもらって、日頃職場でかけられている「 ありがとうございます 」の何十倍も嬉しいって感じました。「 また次もお願いします 」って言われて、これ以上ないくらいのお礼だと思いました。
お礼の言葉なんて、よく会社で言われてるのに。

これってきっと、日頃職場での仕事に私は全身全霊で取り組んでないからでした。

今の会社に愛着はないです。( 前の職場への愛着が異常ってのも一理ある )

大きな金額の購買対応や請求書作成で気を張り詰めることはあっても、それ以外の社内調整や電話対応なんて、テキトー。失敗したところでそこまで損失ないし、そもそも普通にやってれば大抵失敗とは思われないし…。

そのくらいのレベルの仕事を望んで転職したので、その希望がかなった職場です。達成感は持てないだけで納得はしてる。

一方、ランサーズでたった一回きりの仕事でこんなに達成感をもてたのって、試行錯誤して一生懸命に取り組んだからなんだなって気付いた時、今の仕事の態度が少し恥ずかしくなりました。

突然会社や仕事が好きになる訳はないのですが、それでも今までのもやもやの一因は自分でした。

 

 ランサーズで仕事をしたことで、私は今の新しい仕事に対して足りてない姿勢、もやもやの原因、そして自分は何を求めていたのか、少しわかりました。改めて、達成感や楽しさを得るためには全力投球しないと返ってこないって肝に銘じられたので。

報酬以上の良い経験をさせてもらうことができました。ありがとう、ランサーズ!